店長の稲生清子です。
もうすぐ桜が咲き、新しい生活のスタートを迎える方も多い季節です。
そこで、新生活を迎えるにあたり、印鑑を揃えてみてはいかがでしょうか?
時代の流れは「印鑑レス」「ハンコ不要」になりつつありますが、現在ではまだまだ必要なのが実状です。
毎年この季節に多くご注文いただく印鑑の中から、個人用の3つをご紹介させていただきます。
個人用印鑑の定番 認印・銀行印・実印
まず1つ目は、おそらく一番馴染みのある印鑑「認印」
「認めました」のサインとして押印します。登録はせず、荷物の受け取り時や訂正印としても使用できます。
そして2つ目は、口座開設時に金融機関に届ける「銀行印」
お金を守るためのとても大切な印鑑ですので、「認印」とは別にお作りすることをオススメします。
最後に3つ目、印鑑登録が必要で、ご自身の証明となる最も重要な印鑑「実印」
車や土地・建物の売買、契約時、婚姻届など法律上や社会上で重要な場面で使用します。
個人用の印鑑ですと、この3つが定番です。
それぞれのサイズに特に決まりはありませんが、一般的に下記のサイズでご注文をいただくことが多いです。
印鑑てなんて書いてあるか分からない方がいい?
彫刻する書体を選ぶとき、「印鑑てなんて書いてあるか分からない方がいいよね」ときかれることがありますが、そうとも限りません。
「銀行印」や「実印」は重要な印鑑ですので、偽造されにくい(読みにくい)書体が良いかと思いますが、
「認印」は「認めました」のサインですので、一目でどなたかが分かる、読みやすい書体をオススメします。
また、実印は
- 姓のみ
- 姓名(フルネーム)
- 名前のみ
のいずれかを彫刻します。
結婚を機に姓が変わる可能性を考慮して、「名前のみ」でお作りする方も多いです。
材質はお好みでOK
材質は「柘(つげ)」という木素材ものが一番人気です。
柘の印鑑は使えば使うほどに朱肉が染み込み、味が出てきます。
しかし、印鑑はご自身の分身とも言えますし、素材はお好みで選ばれるのが良いと思います。
定番の柘、黒水牛、象牙の他に、天然石やチタン、
柘にカラーコーティングしたものやラインストーンをあしらった可愛らしいものなど、様々ございます。
ケースもお好みのもので組み合わせれば、特別感が増しますね。
今回ご紹介した個人用印鑑以外にも、法人様向けの印鑑も承ります。
素材やサイズのサンプルも店頭にご用意してありますので、お気軽にお問い合わせください。
印鑑は一度作れば長く使うものです。
お気に入りの1本をこの機会に是非どうぞ。